近隣店舗への「あいさつ」の重要性

-shared-img-thumb-MKJ_ryoutedemeishiwowatasu_TP_Vお店をオープンされた際に、ご近所へのあいさつは行かれたでしょうか?
また、積極的にご近所のお店と交流されているでしょうか。

なかなかそういうのが得意ではない人もいるかもしれませんが、
あいさつから始まるご近所づきあいは、たくさんの価値をもたらしてくれます。

当然、先にその土地で商売をしているお店への敬意は、自分のお店の営業もしやすくなりますし、もちろんお店の紹介もすることができます。

 

筆者の店でも「なんだか怪しいダイニングバーができた」と思っていたら、
とても爽やかで気さくな店長さんがあいさつに来てくれて、がらりと印象が変わり、お店自体への興味を持った経験も。

やはり人と人の付き合いですから、それだけでもあいさつは重要ですよね。

今回はそんなあいさつからはじまる、ご近所づきあいの具体的なメリットを以下にまとめてみました。

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出前を取ってくれることがある

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近隣店舗とのお付き合いで一番ありがちですが、とてもありがたいのが「出前」。
飲食以外のお店や事務所への食事の出前、会社の社内忘年会のオードブルなど、用途は想像以上に多くあります。

また、食事を扱っているお店さんの場合、
お水系のお店がメニューに組み入れてくれることもあります。

そうなればしめたものです。
お店の女の子に頼まれて、断れずついつい頼んでしまうお客さんも多いのではないでしょうか。

なお、精算方法には都度払いや、日次締め、月次締めなどありますが
ミスやトラブルを防ぐためにも、都度払いか日次締めなど、都度精算に近い方法をオススメします。

 

出前ですから当然席数に関係無く、売上が立つ出前。
取り扱っているメニューにもよりますが、ぜひ実現したいものです。

スタッフさんの食事場所として使ってもらえる

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出前がさらにエスカレートすると、スタッフさんの食事や弁当を届けるという流れもありえます。

オフィス街などでは、限られた昼休みに飲食店に並ぶよりも弁当を買う、という人も多いですし、
会社によっては弁当やさんの日代わりメニューを置いてあるところもあります。

これも届けるという手間はありますが、人数さえいれば営業しながらでもできますし、何より席数に関係無く売上を伸ばせるので、素敵です。

 

また、雑居ビルなどでは、スタッフさんの休憩スペースに余裕が無いところも多く、食事がてら休憩に使ってくれるという場合もあったりします。

ご近所同士の情報交換ができる

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これまでは実際の売上に関わるメリットを書いてきましたが、
ご近所さんとつながっていることで、ご近所同士の情報交換というメリットもあります。

同じ街の新しいお店の情報や、イベント情報などはもちろん、
例えば雨で売上が悪かった日に、よそのお店の状況を知ると、やはり雨のため地域一帯で売上が悪かったのか、逆に自分のお店だけが売上が悪かったのかが推測でき、原因究明のヒントを得られるかもしれません。

売上はもちろんですが、そんな”情報”も、お店を運営していくうえでは大きな価値となります。

お仲間が増える

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これは現場にいると意外と大きいのではないでしょうか。
特に小さなお店さんの場合、店外に同じ目線で話ができる相手がいることで、
情報の交換はもちろん、客観的な目線で物事を見られるメリットがあります。

また、自分のお店があって、
ご近所さんと「こんにちわ!」「調子はどうですか」とあいさつを交わせるというのは、場所を持つことの醍醐味のひとつでもあるのではないでしょうか。

やっぱり人と人のつながり

以上、色々とお店側のメリットを書いてきましたが、
やはり何事も人と人のつながりで成り立っているものです。

お客さん、同業者、街の人々、分けへだてなく、策略なく繋がっておくことが、
結局は集客の一番の近道なのかもしれません。