こんにちは、タキです。
2012年に渋谷で飲食店を立ち上げたのですが、当時は素人の集まりでした。
アルバイトなどで、飲食店の調理やホールスタッフはやったことがあったものの、飲食店の経営は初めて。
当然仕入れ先などもコネがあるわけでもなく、最初は知り合いに聞いて回って、何社かはご紹介いただきました。
が、12坪少々の小さなお店だったので、なかなか大きなロットで仕入れることもできず、仕入れ先は常に探していました。
そんな中で助けられたのが、今更ですがインターネット。
便利な世の中になったもので、飲食店などの業者向けの仕入れもネットでできる時代です。
僕らのような小さなお店にとっては、必要なだけちょこちょこと買うこともできて、本当に助かる存在です。
今回はそんな、飲食店の仕入れや備品購入などに使える便利なWebサイトをご紹介していきます。
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食材
Mマート
https://www.m-mart.co.jp/
個人的にはここ最強じゃないかと思っています。
主に食材の卸業者さんが集まった、ポータルサイトです。
お肉ならお肉で、商品ベースで検索ができ、最終的には登録している業者さんから購入する仕組み。
とにかくカテゴリや商品数が半端ないですし、主に飲食店などのBtoB向けのサイトなので、ロット売りはもちろん、整形前のお肉などもあり、使い勝手は抜群。
商品内容からの検索と、業者からの検索ができるので、業態問わず、登録しておいて損は無いでしょう。
カクヤス
https://www.kakuyasu.co.jp/
街でもよくみかける「なんでも酒や カクヤス」です。
近くに店舗があれば当日配送までしてくれますし、うちのお店では、急遽ビアサーバーのガスが無くなってしまったときに、当日持ってきてくれて、大変助かった思い出があります。
基本的に実店舗&配送サービスが充実しているので、知っておいて損は無いでしょう。
飲食店のニーズにも、十分に答えてくれるサービスかと思います。
ミクリード
https://www.micreed.co.jp/
業務用食材通販のサービスです。
肉、魚、チルドなど、各ジャンルの飲食店向け食材が豊富にそろっています。
Webサイトから申し込めば、店舗向けの冊子カタログも送ってくれて、発注もfaxで夜中まで対応しているので、飲食店の現場としても使いやすいところです。
amazon
https://www.amazon.co.jp/
こちらも誰もが知っている通販サイト、アマゾン。
世界最強の通販サイトだけあって、厨房機器や食器、業務用食材など、豊富にそろっています。
また、配送が早いのも嬉しいところ。
アマゾンプライムに加入していれば、当日届いたりもして、お店で急遽必要になったものが出たときなどは重宝します。
ただ、最近はamazon以外の業者がamazon上で販売しているスタイルの商品も多いので、
ものによっては納期や値段など、他と比べてから購入した方が良い場合もあるので、注意が必要です。
食器・厨房機器
bnet
https://www.bnet.gr.jp/
こちらは食材卸の「Mマート」グループの厨房機器版サービス。
Mマートと同じビジネスモデルで、各食器・厨房機器の業者さんがたくさん登録されているポータルサイトです。
お皿ならお皿で、商品ベースで検索ができ、最終的には登録している業者さんから購入する仕組みです。
Mマート同様に、とにかくカテゴリや商品数が半端ないですし、食器に至っては完全飲食店向き(個人用途はNG)なので、ロット売りですし、1点あたりの値段もかなりリーズナブルです。
まさに飲食店のための業務用総合卸サイトだと思います。
プロパックかっぱ橋
※プロパックかっぱ橋の公式サイト(propack-kappa.com)は、2026年9月時点でドメインの売却ページが表示される状態になっており、サービスの提供が確認できないため、リンクを解除しました。以下は2019年8月時点の紹介内容です。
ここはその名のとおり、包材に強いサイトです。
フードパックや弁当容器などが豊富にそろっていますので、テイクアウトやフードイベントなどの展開をされている飲食店さんにおすすめです。
他にも店舗用品や洗剤などの備品、梱包系(ダンボール・緩衝材や紙袋・ポリ袋など)もそろっているので、備品系のまとめ買いにも良いかと思います。
テンポスバスターズ
https://www.tenpos.co.jp/
こちらは業界でも有名な、厨房機器の買い取り・販売サイトです。
飲食店から買い取った中古の厨房機器をメンテナンスし、再販されています。
全国に実店舗もあり、冷蔵庫やコンロから食器まで、厨房機器周りがそろっています。
中古については、1点ものも多いため、掘り出し物に出会うには検索しまくる必要がありますが、
実店舗に行ってみると、スタッフさんが丁寧に相談にも乗ってくれる、安心の大手企業です。
ニトリ
https://www.nitori-net.jp/ec/
飲食店といえども、意外と重宝してしまうのが、天下のニトリ。
やはり単価が安いのもあり、食器や家具などを利用しているお店さんもよく見かけます。
最近は全国に実店舗が増えてきて、実際にものを見にいくことができるのも、個人的には嬉しいところです。
実物を見た上で、それなりにロットのあるものはネットで購入、という使い方がおすすめです。
ネット仕入れを使う前に、決めておきたい4つ
便利なサイトはたくさんありますが、登録する前にこの4つを決めておかないと、結局は使わなくなってしまいます。
1.いつまでに届けばいいのか(リードタイム)
明日の営業で使うものなのか、来週の仕込み分なのか。
ネット仕入れは基本的に「翌日以降」なので、当日どうしても必要になるものは、近所の店舗型(酒販店・スーパー・業務用スーパー)の方が確実です。急なトラブルに備えて、近くで買える手段は必ず残しておくのが安全です。
2.最小ロットで買えるか
業者向けのサイトは、1ケース単位・1箱単位が基本です。単価は安くても、使い切れなければ廃棄が出て、結果的に高い仕入れになります。
3.置く場所があるか
これが、小さいお店では一番の制約になります。
冒頭に書いたとおり、うちのお店は12坪少々でしたが、この規模だと冷凍庫と乾物の保管スペースはすぐに埋まります。「安いからケースで買う」を続けると、冷凍庫が在庫で埋まって、仕込んだものが入らなくなります。
単価より先に、保管スペースから逆算するのが現実的です。
4.支払い方法が合うか
クレジットカード払いなのか、掛け(後日請求)なのか。
カード払いの比率が増えると、資金繰りのサイクルが既存の仕入先とは変わってきます。月末にいくら出ていくのかは、把握しておいた方が安全です。
既存の取引先と、どう使い分けるか
ネット仕入れは、既存の業者さんを置き換えるものというより、穴を埋めるものと考えると使いやすくなります。
・毎日/毎週使う定番食材
ルート便のある業者さんが向いています。届く時間が決まっていて、多少の融通も利きます。
・スポットで使うもの、季節メニューの食材
ネットが向いています。少量から探せるのが強みです。
・欠品したとき、急に必要になったもの
在庫のある店舗型。翌日以降でよければネットでも間に合います。
・備品、包材、消耗品
ネットが向いています。重いもの・かさばるものを自分で運ばなくて済むのは、かなり大きいです。
逆に、既存の業者さんを価格だけで切り替えるのは、あまりおすすめしません。
欠品したときに融通してくれる、急な発注を受けてくれる、といった部分は、価格表には出てこない価値だからです。
なお、テイクアウトやデリバリーを始めると、包材の使用量は一気に増えます。容器選びも含めた話は飲食店がUber Eatsに出店するメリット、商品として発送する場合は飲食店が+αの売上をつくるための「ネット通販」のはじめかたもあわせてご覧ください。
新しい仕入れ先を試すときの手順
良さそうなサイトを見つけても、いきなり切り替えないことです。
1.まずは最小ロットで、1回だけ買う
2.届いたものを、今使っているものと並べて比べる(サイズ・規格・水分量・冷凍か冷蔵か)
3.実際に仕込んでみて、歩留まりを確認する
4.送料を含めた、最終的な原価を計算する
5.それでも安くて品質が同等なら、定番に入れる
とくに重要なのが3の歩留まりです。
整形前のお肉や、下処理されていない魚は単価が安く見えますが、そのぶん捨てる部分と手間が増えます。ここまで含めて計算しないと、本当に安いのかどうかは分かりません。
価格を比べるときに、見落としやすいところ
・送料を単価に含めて比べる
「○円以上で送料無料」の条件に合わせて、必要のないものまで買ってしまうのは、よくあるパターンです。
・g単価(1個あたりの単価)に直して比べる
内容量が違う商品は、そのままでは比較できません。1gあたり、1個あたりに直します。
・規格を揃えて比べる
同じ「鶏もも肉」でも、国産か輸入か、冷蔵か冷凍か、皮ありか皮なしかで値段は変わります。安い方には、たいてい理由があります。
・使い切るまでの期間で考える
1ケース買って使い切るのに2ヶ月かかるなら、その間の保管スペースと品質の劣化も込みで考える必要があります。
掲載内容は2019年時点のものです
※本記事で紹介しているサービスの内容・取扱商品・対応エリア・配送条件・料金は、いずれも2019年8月時点のものです。その後変更されている可能性がありますので、実際にご利用の際は各サイトで最新の情報をご確認ください。










